(2007年10月28日追記:ブログペットを削除したのでブログ管理人が誰と対話しているのか意味不明になりました。すみません)
くまぞうJr.(当ブログ生息中のブログペット):では前回エントリー
伊福部昭「二十絃箏とオーケストラのための交響的エグログ」(箏・野坂惠子)の続き・・・じゃないんですかくまぞうさん?
くまぞう(当ブログ管理人):ああ、今回はこの間日経の夕刊で見てちょっと気になっていた「フォンタナ・フィルハーモニー交響楽団」についてなんだが・・・
くまぞうJr.:それぼくも知ってる。日経ネット関西版に載ってた
この記事のことだよね?
くまぞう:そうだ。すぐリンク切れになるかもしれないからコピー&ペーストしておこう。
新楽団は株式会社──指揮・演奏、著名人使わず年250公演で収益確保(11月4日)
日本では珍しい株式会社組織のオーケストラが今月、大阪で旗揚げ公演を行う。音楽愛好家の経営コンサルタントが出資して設立した楽団で、著名な指揮者や演奏者を使わずコストを抑える一方、地方公演も多く開催し収入を確保する。主に公益法人の既存オーケストラの多くが低収益に悩む中、営利を目的とする株式会社として安定した運営をめざす。
新楽団はフォンタナ・フィルハーモニー交響楽団(大阪市、中村祐一社長)で、15日に事業説明会も兼ねた無料のお披露目コンサートを大阪市内で開く。すでに8月に資本金1000万円で設立済み。
出資者で社長の中村氏の本業は経営コンサルタント。当面、団員としてフリーランスの演奏家を起用。指揮者は公演ごとに団員が選ぶほか協奏曲などのソリストも団員が務め出演料を抑える。2009年3月期に室内楽や合唱、ソロなど小規模なものまで含め年間250公演を行い、売上高25億円、経常利益1億円をめざすとしている。
ただ専門家からは「練習日数などを考慮すると年250公演しながら、音楽の水準を保つのは難しいのではないか」(音楽評論家の小石忠男氏)との指摘もある。
くまぞうJr.:15日にはお披露目コンサートがあったそうで、行ってきた人のブログもいくつかあります(→→
フェリーチェ的幸福な生活さん、
NPO法人を作ろう!さんなど)。「思ったよりもうまい」らしいよ。
フォンタナの公式サイトの他に
社長の中村さんの経営するコンサルタント会社や
中村さんの個人HPも見つけたよ。すごく意欲的ですばらしいことだと思うけど、何か問題でも?
くまぞう:年間250公演、売上高25億円というのがねえ、あり得ないのではと。Jr.くん、日本一のオーケストラ、NHK交響楽団の年間予算がどれほどのものか、検索してみてくれないか。
くまぞうJr.:えっと、N響の予算・・・
2006年度事業計画および収支予算財団法人 NHK交響楽団というのがありました。
くまぞう:N響の2006年度の収入が約32億円、うちNHKからの交付金が12億7000万円もあって・・・入場料等の演奏収入が120回の公演で約13億円だよ。
くまぞうJr.:120回で13億か。フォンタナが目標とする250公演25億のだいたい半分位ですよね。
たった2,3年でN響の2倍演奏会を開き、2倍の収入を得る・・・確かに無謀かな。
くまぞう:1公演1000万円の計算になるけど、これって単純計算だが定員約1700人のザ・シンフォニーホールで一人平均5900円弱の入場料を取って毎回満席にしなくちゃならないということだよ。広告収入やCD製作販売、グッズ販売とかいろいろ考えているのだろうが、よほど既製のオケにはない新機軸を打ち出さない限りは難しいかもね。
くまぞうJr.:例えば「のだめカンタービレ」にでてくるSオケのように上手ではなくても派手で客を呼べる楽団で、そうだ指揮は新庄がいいよ!
くまぞう:新庄って引退した元野球選手のSHINJOかい? ええ加減なことを。いずれにせよ在阪4オーケストラをひとつに統合するとかしないとかいう話題が出ている程だから、大阪でオーケストラを新たに立ち上げることの困難さは関係者も承知の上だろう。フォンタナ・フィル参入を機に大阪のクラシック音楽界が活性化されるといいんだけどね。
くまぞうJr.:吉本興業とタイアップとか・・・
くまぞう:もおええ、っちゅうねん。