昨日(2007年8月4日)記事
日本作曲家選輯:須賀田礒太郎(1) の続きです。
バレエ音楽「生命の律動」。
片山杜秀氏のCD解説の言葉を借りればストラヴィンスキーの春の祭典、ペトルーシュカ、火の鳥から様々な次元で引用した音楽。〈「3大バレエ」のカット・アンド・ペーストと日本的なメロディーやリズムを混合した、特異なつぎはぎ〉〈ポストモダニズムを先取りする〉1950年作の管弦楽曲です。
実はストラヴィンスキーがけっこう苦手だったりします。家にあるCDもハルサイとペトルーシュカが入った1枚だけ。火の鳥のCDは行方不明です。そんな自分ですがこの「生命の律動」、けっこう楽しく聞けました。上手いですね。同じ年に作曲された黛敏郎の「シンフォニック・ムード」(→
こちらに収録)もストラヴィンスキーの影響が色濃いですが、熱狂的な黛の曲と比べると須賀田は随分クールな感じがします。横浜っ子気質なのでしょうか?
「東洋の舞姫」。東洋組曲「沙漠の情景」という5曲からなる組曲の1曲。中東ムードあふれる極めて魅力的なメロディーを持つ曲です。アンコールピースに向いていそう。神奈川フィルはポピュラーコンサートや青少年向け演奏会でぜひこの曲を積極的に演奏して須賀田の音楽の魅力を多くの人に広めてもらいたいものです。それにしても「沙漠の情景」全曲録音して欲しかったなあ〜。
須賀田礒太郎に関しては以下のブログのエントリーが参考になります→
鎌倉スイス日記、
yurikamomeさん、
ドクター円海山さん